天沼寿子さんのお話
突然ですが、天沼寿子さんをご存知でしょうか?
では、デポー39はご存知でしょうか?
イベントの宣伝活動中の3月。
訪れたショップ様での雑談中に、ひょんなことから
天沼寿子さんの訃報をお聞きしました。
私が知らなかったことで、そのショップオーナーさんも
驚いていたし、もちろん、私も、自分が知らなかったことに
驚いてしまいました。
私、そんなに忙しかったのかな?とか
私、そんなに長い間、ブログやHPを拝見してなかったかな?
とか。。。色々。
で、家に帰るのを待てず、スマホで検索。
去年の10月12日にお亡くなりになられていました。
家に帰って、3月15日発売の「私のカントリー」を見たら
巻末に載っていました。
天沼寿子さんの著書の発売告知と一緒に。



天沼さんとは、8年位前、初めて行った「私のカントリー」が
主催するイベント「私のカントリーフェスタin清里」で
お会いしました。
すごいオーラに、すぐに天沼さんだとわかりました。
でも、お話かけることはできず。
出店ショップのスタッフさんらしき方とお話されていた天沼さんは
私がじーっと見ていることに気がついたらしく
私を見て、「ニコっ」(^^)っとしてくださったように
感じました。
すごいオーラでした。
たしか、その後、私が読者フリマに出店したときかな?にも
遠巻きに、お見かけしたと思うのですが、そのときは
以前とは様子が違っていました。
今思えば、すでに、闘病中だったのでしょう。
毛塚さんのブログや、福岡のとあるショップさんのブログなど
著名な方々のブログには、天沼さんとのことがたくさん
書かれていました。
今、ご存命であったならば、天沼さんの経営セミナーを
受けたいなあーと、今更ながらに思いました。
でも、なんでかな・・・・
天沼寿子さんのこと、私よりも若い方は、ご存知ない方が多いんです
よね。。。まあ、カントリーが好きでも、アンティークには
興味がないと、知らないのかもしれませんが。
天沼寿子さん、アンティークを取り入れたカントリースタイルを
日本に広く知らせてくださった第一人者です。
恐れ多くも、ずうずうしくも、私も、天沼さんのような方に
少しでもなれたらいいな~と、そんな風に思っています。
そんなこともあって、
出店料の3倍や5倍の売上で甘んじず、
大きな目標をもって、それを達成できる努力を
しているつもりです。
小さな子供がいるからとか、家族の協力がないからとか
私の場合は、ココやナナに手がかかるからとか
そういう、言い訳をしないで、がんばろうと、あらためて
思った出来事でした。
もしかしたら、このブログをご覧の方で、
天沼寿子さんのことをご存知でも、亡くなられていたことを
ご存知なかった方もいらっしゃるかもと思い、
そして、私の色々な思いも知って欲しくて
このような記事を書きました。
私のイベント友達というか、作家友達には
出店料に対しての、売上目標10倍と言うと
「少なっ」って思うかもしれないし
反面、地元の主婦の方々からは、「すごっ!」って
思うかもしれません。
でも、今まで出店してきたイベントの中では、
出店料の10倍とかそれ以上、なんていうイベントもたくさんありましたので
目標10倍というのは、低めだと思っていましたので
つい最近、3~5倍いけば、上等と聞いたときは
かなり驚きました。
言い換えれば、3倍行かないこともあるってことでしょう?
私にしてみたら、そんなイベントに何回も出ているのは
趣味なんだとしか思えません。
私の場合、出店料が安いイベント、1,000円以下とか無料の
イベントを上手く利用して、出店料の30倍、40倍、50倍を
目指しているんです。
出店料が少ないイベントは、他の出店者の出品している商品の単価が
低いことが多いので、まず、私と競合するカバン屋さんや、
犬服やさんがいません。
それに、お客さんの立場になれば、100円のシュシュや、
100円のヘアピン、100円のマスクばっかり見てても、
楽しくないと思うんです。
イベントに来たからには、内容は、バラエティーに富んでないと。
しかも、安すぎると、来た甲斐なしになると思います、
まあ、100円でバッグがあれば、お客様は来た甲斐めっちゃ
あると思いますけどね。
あと、無理に、自分の得意じゃないものを作っても無駄。
この場合の得意というのは、手先の器用さではなくて
犬を飼っていない人が、見よう見真似で、犬服を作っても
売れないということ。犬のことや、飼い主のことを何も
わからないので、お客様の質問に答えられないし、
良さをアピールできないでしょ?
私がよく言われるのは、
「犬服が作れるんやったら子供服も作れるんじゃない?
作ったら、売れるよ。」
でも、私は作りません。
だって、子供がいないから、子供のサイズとか、こんなデザインを
子供が喜ぶとか、こんな機能があるといいとか
まったくもって、わからないから。
売れなかったら、ずっと在庫していると
「あの店、まだ、あの服売れてないわ」と
思われてしまうと思うんです。
お客様に、いつまでも残っている感じを与えるのも、良くないと
私は思っています。
まあ、私は趣味なので、赤字OK!の作家様には、厳しいお話だったと
思いますが、安売りは自分は良くても、周りには、
迷惑だと思っている方もいると言うことを、自覚しておいて
ほしいものです。
そして、作家活動する方にも、経営とか、お客様心理を勉強して
ほしいと思わずにはいられません。
さあ、今日も製作しようっと♪
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